水中で使うケーブルには、被覆が水を吸わないことと、圧力がかかっても潰れないことが求められます。Blue Robotics の水中ケーブルは、被覆を圧力押出しのポリウレタンで作ってあり、どれも 1 m 単位の切り売りです。
系統は2つあります。標準の PUR 水中ケーブルと、耐熱 PUR 水中ケーブルです。

標準の PUR 水中ケーブル(3種)
導線の絶縁がポリプロピレンで、機器の接続や通信に使います。ただし「イーサネット+電源」だけは、22 AWG の電源線がポリプロピレン、UTP 26 AWG は FEP です。
| 種類 | 用途 | 外径 | 芯数と線径 | 最小曲げ半径 | 適合ペネトレーター |
|---|---|---|---|---|---|
| Lumen とグリッパー用 | 電源/PWM | 4.5 mm | 3芯 22 AWG | 15 mm | M06、M10 4.5mm 低圧縮LC |
| Ping 用 | 電源/シリアル | 4.5 mm | 4芯 24 AWG | 15 mm | M06、M10 4.5mm 低圧縮LC |
| イーサネット+電源 | Cat5+電源 | 7.5 mm | 2芯 22 AWG + UTP 4対 26 AWG | 24 mm | M10 7.5mm 低圧縮LC |
PUR水中ケーブル(メートル単位)のページから種類を選んでご購入いただけます。
耐熱 PUR 水中ケーブル(5種)
導線の絶縁が FEP(フッ素樹脂)で、PTFE テープを巻いてあります(T500 スラスター用のみ不織布)。スラスターや電源のように、大電流を流して発熱する用途はこちらです。
| 種類 | 用途 | 外径 | 芯数と線径 | 最小曲げ半径 | 適合ペネトレーター |
|---|---|---|---|---|---|
| Ping360 用(新) | 電源/イーサネット | 5.5 mm | UTP 3対 26 AWG | 20 mm | M10 5.5mm 低圧縮LC |
| Ping360 用(旧) | 電源/イーサネット | 4.7 mm | UTP 3対 28 AWG | 15 mm | M06、M10 4.5mm 低圧縮LC |
| T200 スラスター用 | 電源 | 6.4 mm | 3芯 16 AWG | 18 mm | M10 6.5mm 低圧縮LC |
| T500 スラスター用 | 電源 | 9.0 mm | 3芯 12 AWG | 30 mm | M14 9.5mm 高圧縮HC |
| 大電力用 | 電源 | 8.3 mm | 2芯 12 AWG | 26 mm | M10 8.5mm 低圧縮LC |
耐熱PUR水中ケーブル(メートル単位)のページから種類を選んでご購入いただけます。
Ping360 用ケーブルは新旧で外径が違います
メーカーが 2025年7月15日に 4.7 mm、28 AWG から 5.5 mm、26 AWG に変更し、旧(4.7 mm、BR-100614)は同じ日付で廃番になりました。新しく導入されるなら新(5.5 mm)をご指定ください。適合するペネトレーターも変わるので、お手元のケーブルがどちらかを確かめてからお選びください。
選ぶときに見るところ
- 流す電流。発熱する用途は、芯線がすべて FEP 絶縁の耐熱 PUR を選びます。T200 なら 16 AWG、T500 や大電力なら 12 AWG です。
- 通信の種類。イーサネットならツイストペアが要ります。電源と通信を1本でまとめたいなら「イーサネット+電源」が便利です。
- ペネトレーター。外径ごとに合う型番が決まります。上の表の値をそのままお使いください。
- 曲げ半径。狭いところを回すときは、表の最小曲げ半径を下回らないようにします。メーカーの公表値は静的な値(固定して曲げたままにする場合の最小値)です。
ケーブルの外径からペネトレーターを選ぶ手順は、WetLink ペネトレーターの選び方で説明しています。
参考仕様はメーカー(Blue Robotics)の公表値をもとに、当店で日本語に整理しました。価格・在庫は各商品ページ(ショップ)でご確認ください。

