水中ドローンBlueROV2のペイロードテスト

様々な利用用途が考えられている水中ドローン。
弊社ではアメリカのBlue Robotics社が発売しているBlueROV2をメインに実用レベルでの実験を繰り返しています。

今回は測定機器を搭載して水中を自由に動き回れるか、3㎏程度の物を乗せた場合、どのように運動性能が変わるかテストしてみました。

BlueROV2を2機用意

BlueROV2が2機

テストで利用するのは、BlueROV2。
この機体は全長457mm、幅338mm、重さ約10㎏程度のROVです。

これまでの水中調査や実験などで運用を繰り返していますが、抜群の運動性能を発揮しています。
前進、後進の動きは当然として横移動や回転も素早く動きます。

ROVの大切な性能である潜水や浮上もストレスなく動いています。

定置網が設置されているような沖合の波でも、運動性能が劣る事はありませんでした。

今回はその性能に3㎏という重さの負荷をかけ、動きがどの程度制限されるか実験を行いました。

前進、後進、回転はノンストレス


500mlのペットボトル6本をビニールの袋に入れ、それをROVの底に取り付けました。
重量にして3㎏ですが、実際にはビニール袋にも海水が入りもっと重くなっていたはずです。

運動性能としては前後進、回転は負荷がなかった時とそれほど変わらない動きをします。
横移動はペットボトルの取り付け方に問題があったか水の抵抗を受け若干遅くなりました。

肝心の潜水、浮上はというと

当然、潜水には問題ありません。当然ですが、寧ろ早く海底にたどり着きます。

浮上は遅い。

浮上は、ペイロード無しの状態と比較すると2倍程度の時間をかけて浮上してきます。
ただし、時間は掛かるものの3㎏程度の重さであれば十分モーターの力でその場に浮上します。

静止した状態でその場に浮上できるのですから、実用としては十分な性能があります。

課題としては、取り付ける機器の取り付け方。
今回は無理やりインシロックで括りつけましたが、汎用性のある取り付け方を考える必要があります。

取り付ける機材に応じアタッチメントを開発し、浮力の調整をしていけば様々な水中調査が可能になると確信を得ました。

取りあえず、BlueROV2は3㎏程度の重さには十分耐える!という事がわかりました。

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