バミューダトライアングルとは!知られざる内容について徹底解説!

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バミューダトライアングルとは!知られざる内容について徹底解説!

みなさんは、バミューダトライアングルをご存知でしょうか。

海とは非常に広大なものであり、その誕生は今から約46億年前と私たちの想像をはるかに超える太古より地球上に存在しています。

海全体の表面積は約3億6千万平方キロメートルとなっており、地球全体の表面積は約5億1千万平方キロメートルであることから、海全体の表面積は地球上の約70%となっています。

私たちが生活している陸上と比較しても、その表面積が広大であることが伺えます。

海とは非常に神秘に満ちており、私たちの現代科学をもってしても全容を解明できていない事象がたくさんあるのです。

その中でも、最たるものとして挙げられるのがバミューダトライアングルです。

バミューダトライアングルでは、さまざまな怪奇現象が起きており謎に包まれている海域であると言えるのです。

本記事では、まだまだ謎に包まれているバミューダトライアングルについて詳しく解説します。

バミューダトライアングルとは

バミューダトライアングルは、正式には「Bermuda Triangle」と表記されます。

バミューダトライアングルの場所は、フロリダ半島の先端・大西洋に存在するプエルトリコ・バミューダ諸島の3カ所結節した三角形で形成されている海域です。

「バミューダトライアングル」の名称からも分かるとおり、バミューダ諸島を中心としたトライアングルで形成されている海域であることから、このような名称がつけられているのです。

神秘的な消失事件

バミューダトライアングルでは、昔からたくさんの事件が頻発して発生している海域として名を馳せています。

事例を挙げると、船および飛行機がバミューダトライアングルを通過している際に行方不明となったり、船に乗船していた乗組員たちのみ蒸発してしまうなど現在においても原因究明できていない怪事件が非常に多く発生しているのです。

それらの事件は原因が解明されておらず、事件の真相については科学的知見からも不明となっています。

このように、理論的に説明がつかない数々の事件が多発していることから、オカルトや超常現象の類ではないかと類推されることも珍しくありません。

このように、バミューダトライアングルとは謎に包まれた海域であると言えるのです。

これらの事実より、バミューダトライアングルは怪奇現象などを扱うさまざまなメディアから注目されています。

また、事件が発生した際にはテレビなどを通じて報道発表されることも珍しくありません。

消失事件の規模

バミューダトライアングルが形成されている場所は、130万キロヘイホウメートルと公式に渡ります。

その海域を通過することを目的としている船および飛行機が何の前触れもなく消息を絶ってしまうのです。

述したように、地球上において海の表面積とは全体の約7割に達することから、海に関するさまざまな事件や事故が発生していますが、消息不明となっている事件に特化するとバミューダトライアングルで発生している事件および事故件数は群を抜いています。

また、バミューダトライアングルで発生している事件および事故などについては原因が解明されているものもありますが、原因が全く解明されていないものも珍しくありません。

100年以上も昔から、100オーバーの船および飛行機が消息不明となっており、その犠牲となった人の数は1000人を超えるとされています。

そのため、バミューダトライアングルは別名魔の三角地帯と称されて恐れられるようになったのです。

バミューダトライアングルの謎とは

バミューダトライアングルでは、数多くの事件および事故が発生しています。

その海域を通過する船および飛行機では、各種期待に標準装備されているコンパスや計器において異常を及ぼすなど謎の兆候があるとされています。

ここからは、バミューダトライアングルで起こった不思議な事件および事故について詳しく解説します。

アメリカ海軍に起こった事件その1

アメリカ海軍に起こった事件その1

1945年12月5日PM2時頃、アメリカ海軍に属する5機のアベンジャー雷撃機がバミューダトライアングルを通過しました。

5機のアベンジャー雷撃機がバミューダトライアングルを通過するに至った理由は、戦争などに伴う飛行ではなく定例的な航海訓練飛行を実施するためのものでした。

本航海訓練飛行のリーダーはチャールズC.テイラー中尉であり、アメリカ海軍基地であるフォートローダーデールを出立しました。

リーダーを務めていたチャールズC.テイラー中尉テイラーは、アメリカ海軍に所属していた経歴も非常に長く、経験豊かなベテラン海軍飛行士であり、これまでの飛行時間は約2,500時間となっており、卓越した技術の持ち主でした。

また、第二次世界大戦時においては戦闘ツアーに数回参加している経歴も持っていたのです。

1945年12月5日に実施された航海訓練飛行では、海軍の歴史および遺産司令部から引用され5機のアベンジャー雷撃機は「フライト19」と称されていました。

フライト19では、フロリダ海岸から東に飛んでいる「ナビゲーション問題No.1」を実践し、アメリカ海軍において「鶏と鶏」と称されている場所を爆撃することを目的としていました。

その後、ショールズは北へと進路を変更してグランドバハマ島へ向けて飛行を続けました。

当日の天候は、比較的穏やかであると想定されていましたが、大雨に見舞われていたのです。

初回の航海訓練飛行においては、何の問題もなく練習用爆弾を投下することができたため、訓練自体は計画通りであったといえます。

しかし、当初より予定されていた2回目の航海訓練飛行を行うため北に進路を変更するあたりから、トラブルが発生します。

同日PM3時45分ごろにおいて、フォートローダーデールに位置する飛行塔は、チャールズC.テイラー中尉よりメッセージを受信しました。

上述したように、チャールズC.テイラー中尉テイラーは経験豊かなベテラン海軍飛行士でしたが、彼にしては珍しく混乱して心配しているようであったと言われています。

チャールズC.テイラー中尉テイラーが発信したメッセージでは、「土地が見えない」と発言していました。

フォートローダーデールに位置する飛行塔からチャールズC.テイラー中尉テイラーに対して、軌道から外れた旨を伝えて現在どこにいるのか問いただしたそうです。

また、航海訓練飛行のルートに設定されている方角を、フォートローダーデールに位置する飛行塔職員が確認しましたが、チャールズC.テイラー中尉テイラーが率いる5機のアベンジャーズ雷撃機を発見することはできませんでした。

チャールズC.テイラー中尉テイラーは、自分たちが現在においてどこを飛行しているのか確認できないことをフォートローダーデールに位置する飛行塔職員に報告しています。

また、土地を確認することができないといった発言を繰り返し行っていたそうです。

アメリカ海軍に起こった事件その2

その後、チャールズC.テイラー中尉テイラーとの通信を試みていましたが、10分程度の時間において音信不通となりました。

次に通信が再開されたときには、チャールズC.テイラー中尉テイラーではない人物より通信が再開されました。

彼は、方角として西を確認することができず海も含めて奇妙に見えると発言を繰り返していました。

通信している声色はとても震えており、ヒステリックになっていたそうです。

自分たちがどこにいるのか全く把握することができず、何も見えないとのことでした。

飛行している感覚としては、基地の北東約225マイルを飛行しているのではないかと考えているとのことでした。

フォートローダーデールに位置する飛行塔職員は、チャールズC.テイラー中尉テイラーが率いるアベンジャーズ雷撃機5機は非常事態にあると判断し、直ちに救助装置を運送するため2隻のPBMマリナー飛行艇を現地へと急行させました。

2隻のPBMマリナー飛行艇は、フライト19で設定されている最終推定地点へと急行しました。

しかし、結果的にフォートローダーデールに位置する飛行塔に戻ったのは救助に向かったPBMマリナー飛行艇1機だけだったのです。

航海訓練飛行を行っていたアベンジャーズ雷撃機5機と救助に向かったPBMマリナー飛行艇1機は、消息を完全に絶ってしまったのです。

その後、非常事態としてすぐさま捜索活動が5日間に渡って展開されました。

アベンジャーズ雷撃機5機と救助に向かったPBMマリナー飛行艇1機が消息を絶った場所から推測し、25万平方マイルを超える大西洋および湾岸海域において広範囲を捜索しました。

沿岸警備隊・海軍・海軍の航空要員と大規模な捜索部隊を構成しての懸命な捜索が行われましたが、アベンジャーズ雷撃機5機と救助に向かったPBMマリナー飛行艇1機の残骸・難破船・救命ボート・航空機の残骸などを確認することはできませんでした。

その後においては、海軍が継続的に事件の調査を行いましたが事件の真相を掴むことはできなかったのです。

本事件による人的被害は、航海訓練飛行を行っていた14名と救助を行うために派遣された13名が行方不明となったのです。

本事件は、さまざまな方向から考察されて来ました。

これらを契機として、1960年代~1970年代にかけてヴィンセントガディスおよびチャールズベルリッツなどによって、フライト19の事件によって起こされた悲劇が怪奇現象が多発することで有名なバミューダトライアングルに飲み込まれてしまったという考察を世間に広めることとなったのです。

また、さまざまな方向からの考察には磁気異常・平行寸法・エイリアンの仕業などの憶測を呼んだのです。

なお、事件が発生したのは1945年12月5日でしたが、1991年においてトレジャーハンターのグループがフォートローダーデール付近で第二次世界大戦時代に活躍していた航空機を5機発見したことで話題を呼びました。

しかしながら、航空機に記されているシリアル番号が航海訓練を行っていたアベンジャーズ雷撃機のシリアル番号ではなかったため、別の機体であることが判明しました。

アメリカ海軍に起こった事件その2

アメリカ海軍に起こった事件その2

1963年8月28日において、アメリカのフロリダの空軍基地からKC135給油機2機が出立しました。

KC135給油機とは、旅客機であるボーイング707を改造したものとして有名でした。

KC135給油機は、B52爆撃機に対して空中給油をすることを主たる目的として製作された航空機でした。

KC135の2機は、バミューダ島付近の上空においてB52に空中給油を行う目的を達成したあと、フロリダの空軍基地へと戻る手筈となっていました。

この時、KC135の1号機に搭乗していた機長であるアレンス大尉はこのとき、視界は良好であり天候も快晴、現在はバミューダ島より南西500kmに位置しており2号機と並列してこう空中でありフロリダの空軍基地に帰還する旨を報告しています。

しかし、1号機に搭乗していた機長であるアレンス大尉の報告からわずか30秒程度経過した後、2号機に搭乗していたリチャード大尉から、針路が不明であり現在地も不明である旨の報告が発信されたのです。

2号機に搭乗していたリチャード大尉からの報告後、管制塔が幾度となく応答を求めましたが2号機からの返答をもらうことはできませんでした。

また、1号機からも応答も不通となってしまい結果的に2機とも行方不明となりました。

1963年8月29日において、大規模な捜索部隊が編成されてKC135の2機を捜索しました。

大規模捜索が功を奏し、アメリカ空軍機がバミューダ島南西500kmの海上において2号機の残骸を発見したのです。

海上には、油が浮いているのが確認されており救命具も確認することができました。

また、該当場所の海底を捜索した際、KC135の2号機の残骸を発見することができました。

それらの残骸を詳しく調査したところ、1号機と2号機が空中において衝突する事故を発生させていたことが判明したのです。

しかし、空中において2機が衝突すれば必然的に2機とも墜落しているはずが、該当場所の海底を捜索した結果では2号機の残骸しか発見することができなかったのです。

本事件における最大の謎は、1号機の機体の残骸および1号機に搭乗していた機長であるアレンス大尉を含めた5人の搭乗員の死体が発見されなかったことです。

なお、大規模捜索に伴って海底にて発見された2号機内には、緊急脱出用として搭載されていたパラシュートが使用されることなくそのまま残ってたのです。

これは、2号機に搭乗していたリチャード大尉を含めた6人の搭乗員が事故直前に脱出する意思を見せなかったということです。

また、こちらの2号機においても機内において死体は発見されませんでした。

事故時における高度は10万メートルであったことを高度計が示しており、スピードは0であったとされています。

このことから、2号機は高度10万メートルの位置まで急上昇して、速度が0となった瞬間に1号機と衝突したということを表しています。

また、死体が発見されていないということは、事故の瞬間には1号機と2号機には搭乗員が誰もいなかったこととなるのです。

このように、非常に不可解な事件として現在も解明されないままとなっています。

航空機に関する事件

航空機に関する事件

上述したように、アメリカ海軍で起こった事件の他にもさまざまな航空機に関する事件が起こっています。

1963年9月22日において、アメリカ空軍大型輸送機であるC133カーゴマスターは10人の搭乗員を乗せて大西洋に位置するアゾレス諸島から出立しました。

PM3時ごろ搭乗者より、現在においてはマイアミビーチから南東150キロ付近の海上を飛行中であることが報告されました。

しかし、その後においてアメリカ空軍大型輸送機であるC133カーゴマスターは何の前触れもなく消息を絶ったのです。

管制塔の職員より応答をしても返答はありませんでした。

アメリカ空軍大型輸送機であるC133カーゴマスターが消息を絶った後、アメリカ空軍および海軍により大規模捜索が一週間かけて実施されました。

捜索部隊は非常に大規模なものであり、航空機200機と艦艇30隻で構成されていたのです。

それらの大規模編成された捜索部隊にて捜索を行いましたが、アメリカ空軍大型輸送機であるC133カーゴマスターの機体破片はおろか搭乗員の死体さえ発見することはできませんでした。

また、事故を起こすことが想定されていたのであれば脱出を試みようとするはずですが、脱出時に使用するパシュートおよび救命具も発見することはできなかったのです。

1947年には、アメリカ陸軍C54輸送機がキューバ上空を過ぎたころ機長であったホーガン大尉が、視界が全く確保されず進路を失った旨の報告をされたとされています。

ボーガン大尉の報告は冷静さを失っており、大声で操縦不能やSOS信号を叫び続けたあとに不通となりました。

その後、管制塔の職員が幾度となく応答を求めましたが、機械音と雑音だけが響き渡り音信不通となったのです。

原因は全く分からないまま、アメリカ陸軍C54輸送機は消息を絶つこととなりました。

同じく1947年、アメリカ空軍カーチスC46輸送機は32人の搭乗員とともにバハマ上空を航空している最中に消息を絶ちました。

後日、アメリカ空軍カーチスC46輸送機機体の残骸がジャマイカにあるブルー山脈で発見されました。

しかし、発見されたのは機体だけに限定されており搭乗員の32人は死体を確認することはできなかったのです。

また、1947年にスーパーフォートレス機、1950年にグローブマスター機、1952年にスーパー・コンステレーション機、1954年にロッキード・コンステレーション機、1956年にマーティン型水上艇が行方不明となっています。

このように、航空機に関連する事件や事故は多数発生していますが、共通点としては事故に遭った航空機などの機体の残骸がほとんど発見されておらず、犠牲者となった人たちの死体をはじめ遺留品すら発見することができないということです。

また、航空機では事故が発生すると予見できたのであれば緊急脱出するためおよび緊急脱出したあとの装置としてパラシュート・救命道具・非常用信号装置・照明灯などが搭載されています。
それらについても、併せて発見することができなかったのです。

なお、航空機は飛行するための燃料を搭載していますので、墜落したのであれば海上に油および燃料などが流出します。

このように、事故が発生したのであれば本来確認できる事象を一切確認することができないのです。

また、これらの事故に共通しているのが、航空機が消息を絶つ前に機体トラブルなどの報告はなかったということです。

搭乗者からの事故直前に発せられているメッセージでは、白い霧および白い水といった不可解な発言が見受けられます。

なお、霧などであれば荒天時における現象であると推測されますが、事故が発生した日の天候を確認すると晴天時においても不可解な事故は発生しているのです。

一方、バミューダトライアングルの不可解な事故や事件に巻き込まれながらも少数ではありますが無事に帰還した人たちもいます。

事例を挙げると、1964年においてバミューダ海域を飛行していたチャック・ウェイクレーの発言によると、航空中において何の前触れもなく航空機両側の翼が発光して計器が狂いだしたそうです。

そのままでは墜落することも想定されましたが、なんとか飛行状態を維持し続けていると次第に翼の光も消失して行って計器も正常に戻ったとのことでした。

また、1966年においてバミューダトライアングルに該当する海域を航行していた船舶に搭載されていた羅針盤が不可解な動きを示し、良好な航行が不可能となったのです。

羅針盤が異常を来した際、船体全てが濃い霧に覆われたと発言しています。

なお、しばらく航行を維持していると、羅針盤なども正常に戻りバミューダトライアングルから脱出することができたとのことでした。

一方、消息不明の原因となった事件が発生した瞬間を目撃した人もいます。

その時は、白く光る霧か雲のようなものが発生している中へと航空機が突入して、そこから出て切ることはなかったのだと言います。

このように、バミューダトライアングルで発生している不可解な事件というのは後を絶ちません。

船舶に関する事件

船舶に関する事件

上述したように、バミューダトライアングルでは航空機による事件および事故も多発していますが、船舶の事件および事故についても後を絶ちません。

特にそれらの事件および事故が多発したのが、1920年ごろ~1966年ごろまでであったとされ、その数なんと50隻以上もの船舶が消息を絶っているのです。

また、消息を絶った船舶の漂流物および救命ボートについても、その大半が現在においても発見されていません。

一方、稀有な例ではありますが1963年2月4日において、フロリダ半島とキューバの間の海峡であるフロリダ海峡にて消息を絶った、アメリカの大型タンカーであるマリン・サルファー・クイーン号のケースでは、残骸が発見されたことで注目を集めました。

1963年2月3日において、アメリカの大型タンカーであるマリン・サルファー・クイーン号は乗員38人および積荷である液状の硫黄15,000tを載荷してテキサス州ボーモント港を出港しました。

そして、同年2月4日においては、キューバ沖合を通過してドライ島から北東10キロ沖を航海中であり順調である旨がジェームス船長が報告しています。

しかし、航海中の定期連絡であるPM1時30分ごろの報告を最後に、マリン・サルファー・クイーン号からの報告は途絶えたのです。

運営会社においても、マリン・サルファー・クイーン号が異常事態に巻き込まれていることを把握して、直ちに沿岸警備隊および救助用飛行機飛行艇に捜索願を出しました。

なお、同年2月4日の定期連絡が入った12時間前においては同様の海域を航行していた別の船舶より、海は非常に荒れており甲板からの浸水も確認しているとの報告があったとされています。しかし、その報告とは同年2月3日のAM1時30分ごろであったと想定されているのです。

マリン・サルファー・クイーン号が消息を絶って、16日間が経過した同年2月20日においてフロリダ州キーウエストの沖合20キロの海上にて、警備隊の巡視艇が2つの救命胴衣・板切れ・霧笛など残留物を発見しました。

それらの残留物は、マリン・サルファー・クイーン号と記載があったことから、消息を絶った船舶のものであったことが判明したのです。

本事件において発見されたものは、上述した残留物のみであり生存者も死体も発見することはできませんでした。

何らかの非常事態が発生したのであれば、SOS信号を発しても不思議はありません。

また、SOS信号を発する時間もないような異常事態としては船舶が突発的な事象によって爆発したことなどが想定されますが、船舶が爆発したのであれば、載荷されていた硫黄・船舶の残骸・救命ボート・救助信号ブイ・浮き輪などが発見されるべきですが、それらについても捜索の結果発見することはできなかったのです。

そのため、船舶の爆発に起因して消息を絶ったということも考えにくいという結論になったのです。

このように、航空機同様に船舶についてもバミューダトライアングルでは不可解な事故および事件が後を絶ちません。

バミューダトライアングルの謎の解析について

上述したように、バミューダトライアングルでは航空機や船舶などに被害を及ぼすさまざまな事件および事故が発生しています。

また、被害に遭った航空機や船舶などの残骸や犠牲となった人たちの死体も発見されないことが非常に多いため、バミューダトライアングルは今も謎に包まれている海域となっているのです。
しかし、これまでの事故および事件を参考として、現在までに謎の解析が行われているのです。

船舶および飛行機が消息不明となる原因について考察が行われており、爆発事故・過積載・突発的なハリケーン・悪天候の中での航行・人為的な操縦ミスなどが挙げられます。

しかし、現実的に想定しうる範囲では説明がつかない事故及び事件が多発しているのがバミューダトライアングルなのです。

現段階においてはどれも推測の域を出ていませんが、バミューダトライアングルの謎を解明すべく、人類は歩みを止めていません。

ここからは、バミューダトライアングルの謎の解析について詳しく解説します。

メタンハイドレート

メタンハイドレート

北欧地方にあるノルウェー沖に位置するバレンツ海において、天然ガスを起因とする爆発によって発生したとされるいくつもの巨大なクレーターが発見されました。

ノルウェー北極大学に属する研究チームによって研究が進められた結果、天然ガスを起因とする爆発によって発生したとされるいくつもの巨大なクレーターは、バミューダトライアングルでも同様の説明で数々の事件および事故を解明できるのではないかとの見解を公式発表しました。

北欧地方にあるノルウェー沖に位置するバレンツ海において発生したクレーターの大きさとは、最も大きいもので直径800メートル・深さ45メートルに達するものでした。

これらいくつもの巨大クレーターを発生させた原因とは、海底の堆積物に封じ込められていた天然ガスであるメタンが大爆発したことに起因していると考察されています。

ノルウェー北極大学に属する研究チームは、これらの突発的かつ急激な天然ガス放出は船舶にも危険を及ぼすリスクがあるとして、マイアミ・バミューダ・プエルトリコを結節点とするバミューダトライアングルでも同様の事象が起きているのではないかと推測されています。

そのため、メタンを起因とする大爆発は予見することが非常に困難であるため、これまでに消息不明となっている船舶や航空機はこれらの事象に巻き込まれたのではないかとしているのです。

一方、ノルウェー北極大学に属する研究チーム以外にもバミューダトライアングルにおけるメタンを起因とするガス爆発説はロシアの科学者であるイゴール・エリツォフをはじめ一部の科学者の間で同意を得ています。

ナショナルジオグラフィック誌に掲載された記事においても、メタンが放出されたことによって大気に激しい乱流が発生して航空機の墜落を誘発するリスクがあると公表されています。
このように、メタンハイドレードとは深海に存在している圧縮されて氷状となっているメタンガスのことであり、次世代の資源として非常に大きく期待を寄せられている海底資源ですが、非常に大きな危険性も孕んでいるのです。

そもそも海流において、寒流および暖流の2種類に分類することができます。

海流の1つである暖流がメタンハイドレードに接触することによって、氷状として維持されていたものが融解されて爆発的にメタンガスを発生させるのです。

海底において発生したガスは、一気に海面まで上昇することによって海そのものを激しく泡立てます。

メタンハイドレートが発生した場所において偶発的に船舶が航行してしまうと、海底において発生したガスによって一気に海面まで上昇することで発生した泡に巻き込まれてしまい、船舶は浮力を失うことで操縦不能となることや転覆してしまうことが想定されます。

また、海面まで上昇したガスは空気中に蒸発することとなります。

蒸発したメタンガスは上空を航空している航空機にも大きな影響を与えるものであり、メタンガスが航空機の空気取入口などから内部へと吸引されることでエンジンが酸欠状態となってしまうのです。

エンジンが酸欠状態になってしまうと、エンジン出力は著しく低下してしまい失速および墜落へとつながります。

船舶及び航空機の残骸は、メタンハイドレートによって発生した泡立つ海の底へと沈んでしまいます。

なお、船舶及び航空機の残骸が海底に沈んだ後は、メタンハイドレードの解凍に伴って激しく海底状況が変化していますので、それら残骸直情において瞬く間に堆積物が積もってしまいますので、側索時における残骸の発見は極めて困難となります。

メタンハイドレードの現象とは、北欧地方にあるノルウェー沖に位置するバレンツ海だけに限定されず世界中に広く分布しています。

アメリカ大陸においては、太平洋沿岸に沿って広く分布していることが確認されています。

バミューダ海域においても、メタンハイドレートが陸地を取り巻く形で集中していることが確認されているのです。

また、海流の1つである暖流がメタンハイドレードに接触することによって、氷状として維持されていたものが融解されて爆発的にメタンガスを発生させることは上述したとおりですが、暖流についてもバミューダ海域はメキシコ湾から来る非常に強い海流のガルフストリームの通り道に該当します。

本海流は南より暖海水を持ってとして知られています。

このように、バミューダ海域ではメタンハイドレードおよび暖流が揃っていることから、メタンガスが噴出しやすい環境なのです。

仮説として、メタンハイドレードを起因として船舶および航空機の消息不明が発生しているのであれば、突発的な操縦不能および被害に遭った機体の残骸および死体や遺留品などが発見されないことについても、科学的に説明がつくこととなります。

一方、これらの推測が仮定の域を出ない理由も残っています。

上述したような、メタンハイドレードおよび暖流が揃っていてメタンガスが噴出しやすい環境となっている場所は、バミューダトライアングルだけではないのです。

仮説を立てた現象が起こる場所がいくつもあるのであれば、バミューダトライアングル以外でも船舶及び航空機の消息不明事件が多発発生するはずです。

しかし、バミューダトライアングル以外で同じような事件が発生したとされる報告はごく少数であることから、バミューダトライアングルの異常性が浮き彫りにされます。

そのため、消息不明事件がイコールでメタンハイドレードの発生と強く結びつけることができないのです。

これらのことから、メタンハイドレートはバミューダトライアングルにおける数々の消息不明事件の決定的な証拠とは言い難い現状があります。

ダウンバースト

ダウンバースト

ダウンバーストとは、別名「下降噴流」と言われる現象です。

雷雲など下降へと降りて来る突風が地面に対して激突することで、放射状に影響が拡散する現象です。

ダウンバーストが有する速さは実に秒速40メートル~80メートルと驚異的なものとなっています。

これまでにさまざまな航空機の事故が発生していますが、これまで原因不明であった事故に関してはこのダウンバーストが原因ではないかと推測されています。

なお、バミューダトライアングルで発生しているさまざまな事故では船舶および航空機が消息不明となっているものが後を絶ちません。

それらの事故がダウンバーストに起因しているということも考えられるかもしれませんが、ダウンバースト自体は低空に限定されて発生することから、上空では発生しないとされていますので条件は限定的です。

また、数々の事故に共通する航空機の機体の残骸が見つからない事象に対しては、ダウンバーストでは説明できないのではないかと言われています。

地球外生命体

地球外生命体

地球外生命体が地球人を標本とすることを目的としていることや、地球人が開発した機械などを略奪することを目的として攫っているのではないかと示唆されています。

地球外生命体については、その存在について公式発表されていることはありませんが、アメリカの「エリア51」などからも分かるように、公式発表されていないとは言えその存在は研究が進められているとされています。

バミューダトライアングルで発生しているさまざまな事件および事故は、現在の科学を持ってしても説明がつかない事例が多いため、このような考察もされています。

次元間移動

次元間移動

強大な重力および磁力が同時発生した場合において、そのような事象が発生すれば空間に裂け目が発出して空間の裂け目へと周囲のものが吸い込まれてしまって、四次元へと強制移動されてしまうといったケースが示唆されています。

空間の裂け目へと吸い込まれてしまったものは四次元の空間を永遠に彷徨ったり、過去および未来といった時間の概念を超越した世界へ唐突に出現するとされています。

なお、次元の観念については次の内容が定説となっています。

次元の観念

  • 0次元:点だけで構成されている世界であり、その一点以外移動は不可能となっている。
  • 1次元:直線だけで構成された世界であり、その直線間だけに限定されて移動可能となっている。また、高さという概念は存在しない。
  • 2次元:面だけで構成されている世界であり、面上だけに限定して自由に移動可能となっている。なお、1次元と同様に高さの概念は存在しない。
  • 3次元:私たちが現在存在している世界であり、面の概念に対して高さの概念が付加された世界である。面上だけに限定されて移動可能であった2次元の世界に対して高さ方向である上空にも移動可能となっている。私たちが把握している「空間移動」が可能となっている。
  • 4次元:ベースとなっている世界の構成は3次元であり、そこに時間の概念を付加された世界である。3次元の世界では空間的な移動が可能となっているが、4次元は3次元で移動できる空間とともに時間的な制約がないとされている。そのため、現在はもとより私たちが「過去」や「未来」と定義づけている空間にも自由に移動できる世界であるとされている。

上述した世界観および概念はあくまで理論上の世界とされています。

バミューダトライアングルでは、現代の科学では説明ができないような事件および事故が多数発生しています。

航空機や船舶が突然消息不明となることや、事故を起こした期待などの残骸が見つからないことも珍しくありません。

また、犠牲となった人たちの死体や遺留品などが発見されないケースもあるのです。

一般的なケースであれば、搭乗者は事故が起こる前に緊急脱出を試みるものであり、緊急脱出を行ったのであればパラシュートや救命ボートなどさまざまな形跡が現場に残るはずなのです。

それらについても同様に発見することができない状況となっていることも考察に加えなければなりません。

そのため、バミューダトライアングルの謎を解析するためにはこのような超常現象も含めて考察しなければ、謎を解き明かすことはできないと言えるでしょう。

バミューダトライアングルのピラミッドについて

バミューダトライアングルのピラミッドについて

バミューダトライアングルで発生している様々な事件および事故とどのように関連付けされているのかは不明ですが、バミューダトライアングルの海域において海底に不思議なものが発見されています。

バミューダトライアングルにおける水深600メートル地点にて、海底深くに水晶を模したような質感であるピラミッドが発見されました。

質感が推奨を模したようなものであることから、正確にはクリスタルピラミッドと表現できるものがソナーを活用した調査において発見できたのです。

一方、近年の日本においても与那国島の海底で発見された与那国島海底地形の研究成果も活用されています。

クリスタルピラミッドは、分厚いガラスのようなもので構成されており作られた、2つの巨大なピラミッドであることが判明しています。

クリスタルピラミッドの大きさは、底辺300メートルおよび高さ200メートルと非常に大きなものであり、エジプトにて発見されているクフ王のピラミッドより大きいとされています。

ガラスや水のような物質で構成されており、クリスタルピラミッドには藻および堆積物に一切覆われていないことから、非常に滑らかであり一部においては透明度が高く透き通っているとのことです。

クリスタルピラミッドの上部においては、海面に2つの大きな開口部が設けられており、その開口部に向かって海水が急激なスピードを伴って流入していることに起因して、大波および渦が発生して海面に霧が出現する仕組みとなっているのだそうです。

そのため、クリスタルピラミッドを起因としてさまざまな自然現象が発生しているのであれば、それらの自然現象が航空機および船舶などに対して重大な影響を及ぼして事故に繋がったのではないかと推測されています。

バミューダトライアングルの海域における、これまで科学的に説明できなかった事故および事件については、クリスタルピラミッドが原因であったのではないかと科学者たちも多くなっているのです。

なお、このクリスタルピラミッドは当初は陸上で建造されていたものが大規模地震などが原因となって海底に沈んだ可能性があることも示唆されています。

また、巷で有名となっている「アトランティス伝説」と関連付けて海底に人型生物が居住しているとされる海底人伝説と結合させて、クリスタルピラミッドは海底人の貯蔵庫として取り扱われていたのではないかと提唱する学者もいるのです。

ピラミッドとは元来、エネルギー場および量子真空から宇宙線を集約して、アトラスの発電所として使用されているとの仮説も存在します。

エジプトのピラミッドについてもその謎は全容を明らかとされておらず、全世界に点在するピラミッド型で形成されている建造物の大半が古代文明時代に発見されていますので、バミューダトライアングルで発見されたクリスタルピラミッドの起源および存在を明確に特定することは困難であると言えます。

このクリスタルピラミッドが当初から海底に合ったとするには疑問点が多いと提唱するのは、フロリダ州立歴史研究所のカルヴァン・ジョーンズです。

カルヴァン・ジョーンズは、バミューダトライアングルで発見されたクリスタルピラミッドが考古学的知見に基づいて検証した結果、本物であるならば大陸棚が海水で覆われていなかった紀元前10,000年~6,000年前に建造されたものである可能性が高いとしています。

一方、フロリダ州立大学の人類学者であるグレン・ドラン教授によると、世界で最も古い中近東のピラミッドにおいては紀元前4,000年であり、新世界に該当するピラミッドは紀元以降とされていることから、バミューダトライアングルで発見されたクリスタルピラミッドは、それらと比較すると2,000年も古いことになるとしています。

1977年において大西洋の海底で発見された、高さ195メートルのピラミッドは科学的には説明ができない不思議な光を放出しており、ピラミッドの周囲では白い水が泡立っていて深海の暗闇とは対照的であったとされています。

また、大西洋の海底3000メートル付近においても別の巨大なピラミッドが発見されています。

ピラミッドの頂点にはクリスタルが輝きを放ち、発見されたピラミッドの付近において不透明のクリスタル銘板も発見されています。

不透明のクリスタル銘板に光を当てると、謎に満ちた碑文が確認できたと言います。

中央アメリカに位置するユカタン半島沖においても、ピラミッドが発見されました。

フロリダ海峡においては、ドーム状のピラミッドも発見されています。

フロリダとキューバの間においては、大理石で構成されたギリシャ様式の建造物も発見されています。

具体的な発見事例としては、1970年におけるドクター・レイ・ブラウンが4人のダイバーとバハマ沖の海底を調査したときの記録が挙げられます。

調査の結果、道路・ドーム・長方形建物・使途不明の金属道具・ミニチュアのピラミッドが入った謎のクリスタルを抱える像など多数を発見しました。

使途不明の金属道具およびミニチュアのピラミッドが入った謎のクリスタルを抱える像は、フロリダ大学に持ち帰り分析を行いました。

詳細調査の結果、像が抱えていたクリスタルにはエネルギーを増幅する仕組みが組み込まれていることが判明したのです。

法輪功の祖である李洪志は、有史以前の文明において現在の大陸の並びができあがり、落ち着くまでに数千万年という長い歴史があったとしています。

その間、海底から隆起して陸が生成されたり逆に海底に沈んでしまった陸もたくさんあったとしています。

点在する海底において、素晴らしい彫刻が施された巨大建造物が発見されていますが、現代人類の文化遺産ではなく海底に沈む前に建造されたものであると提唱しています。

上述した定昇からも推察されるとおり、海底という人間にとっては自由に行動することができない過酷な環境下において、あれだけの繊細な彫刻などが施された建造物を構築することは極めて困難であったと言えるでしょう。

そのため、陸地で建造されたピラミッドが何らかの自然現象によって海底に沈んだという方が理に適っていると言えるのではないでしょうか。

現代においても、上述したようなさまざまな見解および意見がありますが、海底調査の進捗度を考慮すると全容が解明されるのはまだまだ先であり、謎が多いことが分かります。

今後においても、クリスタルピラミッドを含めた海底調査は継続的に行われるため、新たな事実の発見などに基づいて謎が解明されていくこととなるでしょう。

まとめ

ここまで、まだまだ謎に包まれているバミューダトライアングルについて徹底解説しました。

バミューダトライアングルでは、近年においても科学では説明がつかないような謎に満ちている事件および事故が多発しています。

航空機および船舶などが何の前触れもなく消息不明となること

・事故の被害者となった人たちの死体や遺留品が一切見つからないこと

・事故を起こしているにもかかわらず緊急脱出を試みた形成期が全くないことなど、謎を上げるとキリがありません。

全世界を見ても、これだけ消息不明となっている事件および事故が多発している地域はバミューダトライアングルの海域が群を抜いていることも明らかなのです。

また、さまざまな事故が自然現象を起因として発生した事故なのかどうかさえ特定することができていないのです。

科学的な見解であれば、メタンハイドレートなどが一番説明が付きやすいと言えるでしょう。

しかし、メタンハイドレートが発生している場所はバミューダトライアングルの海域以外でも存在していることから、他の場所で消息不明となっている事故及び事件は極めてレアケースであることから、バミューダトライアングルでの消息不明となっている件数が多発している説明はできないのです。

そのため、ダウンバースト・地球外生命体・次元間移動・クリスタルピラミッドの影響など、さまざまな憶測が飛び交っているのです。

まだまだ現代の科学では解明できていない事実が多いバミューダトライアングルについては、今後の動向についても注視するべき価値があると言えるのではないでしょうか。

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