真空テストの方法

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水中ドローン運用前の真空テスト方法

BlueROV2を水中に入れる前には、真空テストを必ず行ってください。
また、ペネトレータやOリングを交換するなど、シールを傷めるものを交換した後も真空テストが必要です。

このテストは、エンクロージャー内に外部から空気が入り込むかチェックしています。真空ポンプで一定数まで空気を抜き放置します。その後、空気が入らなければ問題なし。空気がどこからか入り、数値が下がれば水中に入れてはいけません。空気が入るという事はどこからか水が浸入してくることを意味しています。

下記の手順でチェックをしてみましょう。

BlueROV2で真空テストを実行するには、付属の真空ポンプが必要です。

エンクロージャーからベントプラグを取り外します

チューブの先端を各通気プラグ・ポンプにそれぞれ接続します

ポンプで空気を抜き、ゲージが-10inHgになったら15分間放置します

-10inHg

-10inHg

15分後ゲージを確認。-9.5inHg程度であればシールは問題ありません。
※ただし深く潜る際は各部分の点検をしてできるだけ数値が-10inHgのままになるように整備をする必要があります。

-9.5inHg

業務ご依頼の流れ

水中ドローン業務ご依頼の流れ

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1
ご相談・お問い合わせ

  • まずはお気軽にご相談ください。使用目的やご希望の仕様について詳しくお伺いし、最適な機材をご提案いたします。

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2
ヒアリング・打ち合わせ

  • お客様のニーズを詳細にヒアリングし、具体的な要件やご希望のカスタマイズについてお打ち合わせを行います。オンラインまたは対面で対応可能です。

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3
お見積りのご提案

  • ご要望に基づき、ボートのカスタマイズ内容やオプションを含めたお見積りを提示いたします。ここで、納期や予算についてもご確認いただけます。

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4
ご注文確定

  • お見積り内容にご納得いただけましたら、ご注文を確定させていただきます。ご注文後、正式に製作を開始いたします。

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5
製造・カスタマイズ

  • ご注文いただいた内容に基づき、専門の技術者が組み立て・カスタマイズを行います。進行状況は随時ご報告いたします。

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6
納品前テスト・調整

  • 納品前に各機能のテストと最終調整を行い、万全の状態でお届けします。必要に応じて、お客様にも動作確認をしていただきます。

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7
納品・操作説明

  • 完成したボートをお客様に納品いたします。納品時には、操作説明やメンテナンス方法についても詳しくご案内します。

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8
アフターサポート

  • 納品後も、使用中のサポートやメンテナンス、アップグレードのご相談を受け付けております。安心して長くご使用いただけるよう、サポート体制を整えています。

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  • この記事を書いた人
石田一浩

石田一浩(Ishida Kazuhiro)

株式会社チックの代表として、水中ドローンや無人船、ブルーボートの開発・販売に注力。海洋調査や水中探査の現場で、水中ドローンを活用した豊富な調査経験を持ち、その実績を基に、専門家や企業に信頼される高性能な製品を提供しています。

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