オームの法則 / 電力計算

V・A・Ω・W のうち任意の 2 つを入力すると、残り 2 つを自動で算出します。

要点電圧 V・電流 A・抵抗 Ω・電力 W のうち任意の 2 つを入力すると、オームの法則 V=IR と電力 P=VI から残り 2 つを自動算出します。直流・純抵抗負荷が前提。T200/T500・Raspberry Pi 4B などの機器プリセット付き。

ROV の電装設計では、スラスターや基板の電圧・電流・抵抗・消費電力の関係を素早く確認したい場面が多くあります。オームの法則と電力の式があれば、2 つの値から残りを求められます。

このツールは V・A・Ω・W の任意の 2 つを入力すると残り 2 つを自動算出します。T200/T500 スラスターや Raspberry Pi 4B・Bar30 などの機器プリセットも用意しています。

入力(任意の 2 項目)

公式: P = V × I / V = I × R / P = I² × R = V² / R。抵抗は直流・純抵抗負荷での値です(モータの実効値とは異なる場合があります)。

  1. 2 つの値を入力V / A / Ω / W の 4 項目のうち、任意の 2 つを入力します。
  2. 残り 2 つを読む「INPUT」印が付いた項目が入力値、付いていない項目が自動算出された値です。
  3. 機器プリセットT200 スラスター・Raspberry Pi 4B・Bar30 センサーなどのプリセットから、実機の典型値で初期化できます。

オームの法則 V = I × R と電力 P = V × I を組み合わせ、V・I・R・P のうち 2 つから残りを導きます。

V = I × R
P = V × I = I² × R = V² ÷ R
I = V ÷ R / R = V ÷ I

V = 電圧 (V)、I = 電流 (A)、R = 抵抗 (Ω)、P = 電力 (W)。直流・純抵抗負荷が前提です。

V・I・R・P の 4 つのうち、最後に入力した 2 項目(INPUT 印)が計算の元になり、残り 2 つが自動算出されます。3 つ以上入力した場合は最新の 2 項目が優先され、他は算出値で上書き表示されます。算出される抵抗は直流・純抵抗としての値で、モーターのように回転中は逆起電力で実効抵抗が変わる負荷では停止時の概算目安です。AC 機器では実効値 (RMS) でおおよそ計算できますが、力率がある場合は別途考慮が必要です。

例:電圧 12 V・電流 2 A を入力した場合(残り 2 つを自動算出)

抵抗 RV ÷ I = 12 ÷ 2 = 6.000 Ω
電力 PV × I = 12 × 2 = 24.000 W

入力した 2 項目(V・I)に INPUT 印が付き、残り(R・P)が自動算出されます。T200/T500・Raspberry Pi などの機器プリセットで実機の典型値もワンクリックで入ります。

オームの法則
電圧 = 電流 × 抵抗(V = I × R)。電気回路の基本法則。
電力 (W)
単位時間あたりの電気エネルギー。P = V × I。
抵抗 (Ω)
電流の流れにくさ。本ツールは直流・純抵抗での値。
逆起電力
モーター回転時に発生する起電力。実効抵抗が見かけ上変化する原因。
力率
AC 回路で有効電力と皮相電力の比。1 でないと P = V × I がずれる。

3 つ以上入力したらどうなる?

最後に編集した 2 項目が計算の元になります。他の項目は算出値で上書き表示されます。

モーターの実効抵抗は?

純抵抗ではないため、このツールで算出される値は停止時の概算目安。回転中は逆起電力で実効抵抗が変化します。

AC 機器でも使える?

直流での計算式です。AC では実効値 (RMS) を使えば概算できますが、力率がある場合は別途考慮が必要です。

12V・2A だと抵抗と電力はいくつ?

抵抗 R = V÷I = 6Ω、電力 P = V×I = 24W です。入力した 2 項目(V・A)に INPUT 印が付き、残り(Ω・W)が自動算出されます。

消費電力から必要な電流を求められますか?

はい。電力 W と電圧 V を入力すれば、電流 I = P÷V と抵抗 R = V²÷P が算出されます。スラスターやヒューズの電流見積もりに便利です。
精度・免責について:本ツールは工学計算の補助を目的とした理論値です。実運用では環境・機器の個体差・温度などにより結果が異なります(±10〜20% 程度のマージンを見込んでください)。安全に関わる判断は実機・実測で必ず検証し、本ツールの結果のみに依存しないでください。